総量規制対象外

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キャッシングをこれから始めたい人は、総量規制を理解しておく必要が有ります。お金を借りる時はどこで借りても同じと言うものではなく、総量規制の対象になるのか、総量規制の対象外になるのかで、融資条件が大きく違ってきます。

 

この違いを知っておけば「自分の条件ならどこへ申込めば一番条件がよいのか」が解るので、契約を済ませた後後悔するというような事はなくなります。

 

≪目次≫

 

総量規制とは
総量規制の「除外貸付」
総量規制の「例外貸付」
総量規制のメリット・デメリット
総量規制対象外のカードローンとは
おまとめはどこのカードローンがおすすめ?
即日融資が可能なカードローンはどこがおすすめ?
専業主婦が利用できるのはどこ?
まとめ

 

 

総量規制とは

2010年から完全施行となった貸金業法の改正で、新たに加えられた法律の事です。

 

総量規制が出来たのは「お金の借り過ぎで苦しむ人を減らすため」という理由からです。平成17~18年頃、サラ金の借入件数が5件以上の多重債務者が全国に230万人以上いたといわれていて、当時は経済的な理由による自殺者が年間7,800人にのぼりました。そこで金融庁は「消費者を守る」という観点から、2010年に改正貸金業法が完全施行となりました。

貸金業法の「総量規制」とは個人の借入総額が、原則、年収等の3分の1までに制限されるという法律で、総量規制の対象となるのは個人向けの貸付けのみになります。総量規制の対象となる「個人向け貸付け」とは、個人がお金を借り入れる行為の事ですが、個人が事業用資金として借入れる場合は、総量規制の対象とはなりません。

 

貸金業者は、新たな貸付けの申込みを受けた場合、他の貸金業者からの借入残高を調査します。貸金業者は、申込者の借入希望額が50万円を超える場合や、すでに他社からの借入が有り、その借入残高と借入希望額の合計が100万円を超える場合は、収入を明らかにする書類の提出を求め、年収を確認する事が義務付けられています。

 

つまり、消費者金融や信販会社でお金を借りる時は、借入希望額が50万円を超える場合や、他社借入が有る時は、その借入残高と新たに借りたい希望額が100万円を超える場合は、収入証明書類(源泉徴収票や給与明細書、課税証明書、確定申告書など)の提出を求めて、申込者の年収を確認する事になっています。

 

貸金業者からお金を借りる時は、すべてが総量規制の対象になる訳ではありません。祖量規制には「除外貸付」や「例外貸付」と言うような、総量規制の対象外になる貸付があります。

 

 

総量規制の「除外貸付」

「除外貸付」となるのは、

  • 不動産購入または不動産に改良のための貸付け(そのためのつなぎ融資を含む)
  • 有価証券担保貸付け
  • 不動産担保貸付
  • 売却予定不動産の売却代金により返済できる貸付
  • 自動車購入時の自動車担保貸付
  • 高額療養費の貸付け
  • 手形(融通手形を除く)の割引
  • 金融商品取引業者が行う500万円超の貸付け
  • 貸金業者を債権者とする金銭貸借契約の媒介

 

「除外の貸付」とは、総量規制の対象とならない貸付けで、住宅ローンの貸付や、自動車ローンの担保貸付けなどは、同じ貸付けの残高としてあっても総量規制の貸付残高には含まれません。

 

つまり、キャッシングの申込をする時、申込書に「他社借入」と言うような項目が有りますが、そこに書き込む借入金額は、キャッシングで借りているお金や、クレジットカードで借りているお金だけを記入すればよく、住宅ローンやマイカーローンは「他社借入」に含めなくてもよいという事になっています。

 

総量規制の「例外貸付」

「例外貸付」は「除外貸付」とは違います。

 

  • 顧客に一方的有利となる借り換え
  • 緊急の医療費の貸付
  • 社会通念上緊急に必要と認められる費用を支払うための資金の貸付
  • 配偶者と併せた年収の3分の1以下の貸付
  • 個人事業者に対する貸付
  • 預金取扱金融機関からの貸付けを受けるまでの「つなぎ資金」に係る貸付

 

「例外貸付」は借入残高として算入しますが、例外的に年収の3分の1を超える場合でも、その部分について返済できると判断できれば、貸付をしてもよいのが「例外貸付」にあたります。

 

この「例外貸付」でよく知られているのが「おまとめローン」や「借り換えローン」「事業者ローン」「配偶者貸付」、があります。

 

消費者金融には「おまとめローン」「借り換えローン」「事業者ローン」などの金融商品が用意されています。「おまとめローン」や「借り換えローン」は「顧客に一方的有利となる借り換え」となるので、借入希望額が年収の3分の1を超えていても、超えた部分について、審査で返済が出来ると判断した場合は、貸しても良いという事になります。

 

 

総量規制では年収が有る事が貸付条件になっているので、無収入の専業主婦が利用できなくなりました。そこで「例外貸付」で専業主婦でも申込が出来るようにしたのが「配偶者貸付」です。

 

「配偶者貸付」を取り扱っている貸金業者ならこの貸付が利用できますが、配偶者の同意を得る必要が有る事や、申込は配偶者の名前になります。

 

 

この貸付は審査や調査に時間がかかり、採算が取れないという事から大手消費者金融は廃止もしくは中止にしているので、現状は大手消費者金融では利用できないのが実情です。

 

総量規制のメリット・デメリット

総量規制は、賛否両論で廃止するという事も検討されているようですが、総量規制にもメリットはあります。貸金業法の改正前は、消費者金融からの返済ができなくなり、貸金業法の改正前は、融資金額の上限が決まっていなくて、貸せる人にはどんどん貸付けるという事が続き、やがて返済能力を超える過剰貸付けが増え、返済できなくなった消費者は、夜逃げや一家離散するといった悲惨なケースが相次ぎました。

 

そのために作られたのが総量規制で、借入金額に応じた所得証明書の提示を義務化した事で、過剰貸付ができなくなったというのが総量規制のメリットと言えます。

 

消費者金融を利用している人は全国に約1,400万人以上とされており、年収の3分の1を超えている人は、全体の3~4割超に達すると言われています。この利用者の大半が「多重債務」に陥っているとはいえ、新たな借入が出来なくなれば、返済の為に「闇金」に走る可能性が高くなります。

 

総量規制の目的は、多重債務に歯止めをかける事ですが、かえって「闇金」の利用者を増やす事になるという懸念が生まれています。このため、総量規制は、結果として「多重債務者の保護にならない」という批判もあります。

 

総量規制対象外のカードローンとは

 

総量規制は貸金業法なので消費者金融や信販会社が対象になります。一方、銀行カードローンは銀行法が適用されるので、貸金業法の影響は受けません。従って、銀行カードローンは総量規制対象外のカードローンになります。

 

最近はほとんどの銀行がカードローンの顧客獲得に積極的に取り組んでいるので、銀行カードローンの間口も広くなり、以前は敷居が高いと思われていた銀行ですが、最近では自分の環境に適したカードローンが選べるようになっています。

 

小口融資に積極的になったのは

銀行でお金を借りると言えば、住宅ローンやマイカーローン、不動産を担保にした大口融資で利益を上げていたので、簡単な手続きで融資が受けられる小口融資に手を付けないだろうと思われていました。ところが、10年ほど前から銀行がカードローン市場に参入し始めました。

 

消費者業界は、銀行がお金を貸す時は、担保・保証人を付けて融資していたので、まさか無担保で貸すはずはないと思われていたようですが、現在の銀行カードローンは完全に大手消費者金融と同じ水準、もしくはそれ以上のサービスで、顧客獲得に力を注いでいます。

 

消費者金融との違いは保証会社の保証有る事

銀行と消費者金融のカードローンで大きく違うのは、保証会社の有無です。消費者金融の申込条件には保証会社の保証は必要ありませんが、銀行カードローンの申込条件は「保証会社の保証が受けられる方」となっています。

 

銀行カードローンでお金を借りるには、保証会社の審査を受けて保証してもらえることが融資条件になります。ですから、第一関門で保証会社の審査を受けて、審査に通れば銀行の審査を受ける事になります。ほとんどの場合、銀行カードローンの保証会社は、同じグループ内の、消費者金融やクレジット会社などの貸金業者が保証会社になっています。

 

保証会社の役割

銀行カードローンの保証会社は、住宅ローンの保証会社と同じようなもので、利用者が延滞や債務整理などをして支払いが不能になった時、利用者に代わって銀行へ代位弁済するので債権は保証会社に移り、それ以降は、保証会社から請求や回収をするようになります。

 

つまり、顧客が問題なく返済すれば保証会社の役目はありませんが、金融事故などがあった場合は、保証会社が代位弁済してくれるので、銀行にとってはリスクがありません。小口融資は原則無担保・無保証ですが、銀行カードローンに限って言えば、保証会社が保証するので、審査に通る確率は高くなっています。

 

おまとめはどこのカードローンがおすすめ?

口コミやランキングサイトで「おまとめ」に人気が有るのは「オリックス銀行カードローン」です。

 

オリックス銀行カードローンは、保証会社に新生フィナンシャル株が新たに加わったことから、現在は「まとめやすい」と評判の銀行カードローンとして人気を得ています。

 

銀行カードローンの中では審査が通りやすいカードローン

オリックス銀行カードローンは、他行の審査に通らなかった人も、オリックス銀行カードローンの審査に通ったという人や、消費者金融の審査に通らなかった人でも審査に通ったという口コミもあるので、審査が厳しいというような印象はありません。普通に仕事をして毎月の給料をもらっている限り、審査に通るかどうかと言うような心配はしなくても良いでしょう。

 

ただし、「原則安定した収入がある方」というのが利用条件になるので、安定した収入がなければ利用できないので、収入のない専業主婦や学生は残念ながら申込できないので注意が必要です。

 

借入は1,000円単位から可能

オリックス銀行カードローンをおすすめする理由は「使い勝手の良いカードローン」という事です。通常、借入は1万円単位になりますが、オリックス銀行カードローンは1000円単位で利用出来ます。また、限度額が高めに設定されているので「おまとめ目的」のローンとしても人気が有ります。

 

オリックス銀行カードローンの金利は200万円の借入なら年利6.0~12.8%の金利が適用されるので、2社から18.0%の金利で100万円ずつ借入れをしている場合は、オリックス銀行カードローンでまとめてしまった方が利息を含めた総返済額が少なくなります。

 

利用限度額 借入利率(年)
100万円未満 12.0%~17.8%
100万円~150万円 6.0%~14.8%
150万円~300万円 5.0%~12.8%
300万円~500万円 4.5%~8.8%
500万円~700万円 3.5%~5.8%
700万円~800万円 1.7%~4.8%

 

また300万円までは収入証明が不要なので、「おまとめ」で借りるとしても、本人確認書類が有れば手軽に申込めるという事も、人気のある理由の一つとなっています。

 

 

提携ATMはすべてが無料

オリックス銀行カードローンの提携ATMは「三菱東京UFJ銀行」「三井住友銀行」「ゆうちょ銀行」「西日本シティ銀行」「セブン銀行」「E-net」「ローソンATM」「イオン銀行」の提携ATM95,000台以上が何度でも手数料無料で利用できます。

 

返済や借入にATMを利用している人にとって、手数料が無料で利用できるので、無駄な経費を使う事がないと言う、うれしいサービスが受けられます。

 

即日融資が可能な銀行カードローンはどこがおすすめ?

三井住友銀行カードローン

銀行カードローンは、一部のカードローンで即日融資が可能ですが、多くの場合最短即日回答や数営業日かかるなど、審査の回答だけでも時間がかかるという場合が多いです。

 

三井住友銀行カードローンは、銀行の営業時間外になる夕方や土日、祝日であっても、審査回答が可能な時間内の申込みなら、最短30分で審査が受けられるので、今すぐお金が必要という場合でも頼りになるカードローンです。

 

 

契約方法は契約機か郵送になる
三井住友銀行カードローンの契約方法は、大きく分けると二つになります。

 

ネット申込をする場合、審査結果が出た後、近くの三井住友銀行のローン契約機まで行くか、または郵送を利用する契約となります。ローン契約機は三井住友銀行内に設置されているローン契約機だけでなく、「プロミス」のローン契約機も利用できます。

 

なるべく早くにお金を借りたい人は、ネット申込み後、ローン契約機の利用がおすすめです。近くに三井住友銀行のローン契約機やプロミスのローン契約機が無い場合は、郵送での手続きしか選択できません。

 

 

ネットから申込をしてローン契約機でカードを受け取る

即日融資で借りる方法は、この方法が一番便利です。ネット申込は24時間いつでも申込が可能で、店舗へ出かける必要がありません。会社の隙間時間や自宅に帰ってからゆっくり申込をすることが出来ます。ローン契約機は9:00~21:00までの営業なので、ネット申込から借り審査を済ませ、時間内に本審査を通れば、カードが受け取れるようになります。

 

借入方法は、ATMかインターネットバンキングのみで、しかも、インターネットバンキングは三井住友銀行の口座がないと使えないので注意が必要です。

 

 

即日融資は三菱東京UFJ銀行カードローン「バンクイック」で

三菱東京UFJ銀行カードローン「バンクイック」は銀行カードローンのメリットである低金利と、即日融資が可能な事から人気のあるカードローンです。「バンクイック」の即日融資は大手消費者金融とほとんど変わらず、土日・祝日であっても当日融資が受けられます

 

 

バンクイックの申込方法

「バンクイック」の即日融資で借りる時は、インターネットで申込む方法とテレビ窓口から申込む方法、電話で申込む方法など、自分の環境に合わせた申込方法が選べます。

 

インターネット申込は24時間、自宅や職場からでも申し込み可能です。インターネット申込は、審査回答が最短30分というスピード審査です。審査回答はメールか電話になりますが、平日9時~21時、土日祝日は9時~17時までなので、その時間を過ぎている場合は翌営業日の午前中に連絡されます。

 

「バンクイック」は平日だけの営業ではなく、土日・祝日も営業しているので、休みは土日や祝日だけと言う方でも安心して申込が出来ます。審査が通っている場合は、本人確認書類などの提出をし、契約手続きを済ませ、カード発行という流れになります。

 

 

テレビ窓口からの申込は最短40分でカード発行

テレビ窓口からの申込は、土日・祝日でも最短40分でカードを受け取ることが出来ます。テレビ窓口の営業時間内に、本人確認書類や収入証明書を持参し、テレビ窓口へ行けば審査が受けられます。

 

テレビ窓口で審査がスムーズに進めば、その場でカードを受け取り、ATMからお金が引き出せるようになります。ただ、テレビ窓口は、その場で審査結果が聞けますが、申込みの受付時間や審査状況によっては審査結果の回答が翌日以降になる事もあり、一度で済まそうと思っていても2度手間になる事もあります。

 

 

ネット申込とテレビ窓口を利用する

「バンクイック」で土日に即日融資を受けるには、ネット申込みを済ませ、審査が通ったことを確認し、必要書類持参の上、テレビ窓口へ行きます。必要書類が揃っていて、契約手続きが終われば、最短30~40分程でカードを受け取れます。この方法なら、時間を無駄に使わないおすすめの契約方法です。

 

専業主婦が利用できるのはどこ?

総量規制外のカードローンは、年収に関係なくカードローンの審査に通れば融資が受けられます。貸金業法の改正前は、主婦層の利用が一番多いと言われていましたが、総量規制で収入のない専業主婦は消費者金融でキャッシングする事はほぼ不可能と言う状態になっています。

 

しかし、銀行カードローンは総量規制の影響は受けないので、年収に関係なく融資が出来ます。そのため、銀行カードローンの中には、専業主婦専用の商品を用意しているカードローンなら申込が可能です。

カードローン名 金利(年) 融資限度額
イオン銀行カードローン 13.8% 50万円まで
楽天銀行カードローン 14.5% 50万円まで
ソニー銀行カードローン 13.8% 50万円まで
みずほ銀行カードローン 14.0% 30万円まで
三菱東京UFJ銀行カードローン 14.6% 30万円まで

 

これ以外に、地方銀行などでも専業主婦専用のカードローンを取り扱っているカードローンもあるので、合わせてチェックしてみる事をおすすめします。

 

まとめ

これまで、キャッシングと言えば消費者金融の代名詞のように思われていましたが、総量規制の完全施行により、消費者金融は多くの制限を受けるようになりました。

 

しかし、銀行カードローンは総量規制の対象外となるので、

  • 年収の3分の1を超えての融資が可能
  • 専業主婦でも利用が可能
  • 即日融資も可能
  • 低い金利と高額融資が可能
  • 銀行のサービスという安心感がある

と言うように、消費者金融では出来ない借入が、銀行カードローンで出来るようになっています。

 

貸金業法の改正以降は、大手の消費者金融も安心して申込が出来るようになりましたが、それを上回る安心感が得られるのが、総量規制対象外カードローンの魅力です。